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DIGITALIZATION PLANNING & DESIGN
コロナ禍の中で、我が国のデジタル化が如何に進んでいないか思い知らされました。特に公官庁や老舗と言われる古い体質の組織体、人材教育やデジタル化設備に十分な投資ができなかった中小企業様においてこの傾向は著しいと言えます。
とは言え、企業の風土や体質が急に変われないことは事実です。そしてまた組織の実情を理解せず、単にデジタル化投資を行っても反発を招くだけです。デジタル化の長所を理解し、それを活かした業務の進め方をしないと経営的効果は期待できません。
そのためには、経営として目指す企業の姿、業務の在り方について、シナリオやストーリーと言えるものがあり、その中でデジタル技術をどのように活用するかを考えていく必要があります。 しかし、古い体質の企業様や中小企業様において、それを実現するのもまた容易いことではないのが実情のようです。

当社は顧客企業様の実情に合わせて、経営的視点も交えた無理のないデジタル化をご提案し、段階的にデジタル化の歩みを重ねていかれることをご支援致します。

● 利用者のモチベーションを考慮したデジタル化

デジタル化を阻む大きな要因の一つは、利用者の心理、モチベーションです。慣れないパソコン操作、長年続けてきた業務手順の刷新など、利用者の方には不安やストレスが伴います。 デジタルツールを利用して頂くには、利用者の方々が気持ちを前向きにして効果を実感できるものでなければいけません。
当社は、多くの情報化の経験のもと、利用者の心理に配慮できるデジタル化のコーディネイトを行います。大樹を育てるためには、良い土壌を作らなければならないのです。

● 「身の丈に合った」デジタル化の成功体験と積み上げ

デジタル化が進んでいない企業様では、10~20年以前に活用され始めた機能さえ利用できていないことが少なくありません。ただ、一挙に遅れを取り戻す必要もありません。歩みを始めれば、あるいは少しだけ歩みを速めれば、業務の効率が大きく改善することも数多くあります。
当社は企業様の実態に合わないハイテクを求めず、利用できていないローテク、ミドルテクを整然と使いこなすことをお薦めすることが重要であると考えています。

● デジタル化機能の適切なコーディネイト

デジタル化には、ネットワーク、サーバーやパソコン等のハードウェアインフラ、製品化されたソフトウエアや独自に開発が求められるソフトウエアなど、幅広い技術の中でのコーディネイトが求められます。 一般的に一定程度のIT業者では分野毎に分業化されており、個々の分野の担当者が安全性を担保し過ぎて、オーバースペックによる高額化傾向が見られます。
当社は、小さな企業体であるが故にベースコストは安価であり、企業様の実情に合わせて過分な投資を抑えながら、デジタル化コストというハードルをクリアして頂くこともご支援致します。