PHILOSPHY
哲学・考え方・拠り所
物事は必然と偶然よって変化し、一定の結果にたどり着く。
必然をより多く織り込むことがコントローラブルな結果を導くための近道である。
必然性を受け入れる
世の中には我々の手の施しようがない領域がある。「自然」、「運」、「思い付き」、「多変数モデル」...様々な言い方ができる。
しかし我々はそれらに左右され影響を受ける。ならばこれらの動きや流れを受け入れ、味方にすることを考えるべきである。
確実な方法ではない。しかし絶えず向き合うことで時に高い確率で必然として予測し味方にすることができる。
理にかなった澱みのないビジネスやプロセスのモデル... そのようなものをデザインする意識を求めていきたい。
必然性と協和する
経済活動のすべての成果は、人あるいは人の関係によってもたらされる。
しかし、人の心理・動機ほど不安定で変わりやすいものはない。現代はその傾向がますます強まっているように感じる。
人間の信頼関係は多くの積み重ねがあってこそ成立する。一方、一時の過ちで一瞬のうちに脆く崩れ去る。
人の動機を支配するものは、精神的・心情的なものもあれば単なる経済的なもの場合もある。
人のパフォーマンスを高めるために人の心理や動機と如何に協和するか... その環境や仕組みをデザインすることへの意識を求めて生きたい。
必然性を誘導する
経済活動を司る「仕組み」、「マネージメント」、「システム」、「プロセス」のデザインは芸術とも言える。
デザインの良し悪しは物事の結果、成果を大きく左右する。
奥の深い思慮を背景とするデザインは、無駄がなく高いパフォーマンス導く。
さらに、関与する人の心理までも虜にし豊かな経済活動へといざなう。
これまで積み重ねてきた知的な財産をフルに活用して必然性を誘導する... そのようなデザインを追い求めていきたい。